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バイク ユーザー車検マニュアル  ~自分で行こう福岡運輸支局~

 

※平成23年3月 更新での情報です。
基本的に変わらないので参考になると思います。
金額については、多少上下することがありますがたいした金額ではありません。

ユーザー車検とは

さすがに、車検の意味はご存知ですよね?

その車検をユーザー(利用者)自身が受検することを、ユーザー車検といいます。

予約を行えば、全国どこの運輸支局でもユーザー車検を受けることが可能です。

ここでは福岡運輸支局での検査の流れや、注意点などを掲載しています。

下記のユーザー車検の要点をご確認下さい。

記事の内容は地域によって若干違いのある場合がございます。

ただ、心配するほどではありません。

 

 

車検代がもったいなくて250ccに乗っている方へ

自賠責保険が安くなった今、400cc以上のバイクを購入するのも悪くはないですよ。

私も今回で 8回目 のユーザ車検である。車検にかかるお金は20,000円程度です。

そのうち、ほとんどが自賠責のお金です。

所要時間30分程度 試験だけなら5分程度なので是非このマニュアルを読んで

チャレンジしてみてください。

 

ユーザ車検の第一歩は、予約です。

まずは、前日までに予約をしてください。

どうもシステムが変わったようです。

予約をとっていないと、受け付けてもらえませんので必ず予約して行ってください。

私の経験だと、午後が空いています。

ちなみに、今回、自動二輪の検査場は改築工事がされていました。
時間帯は、下記の表のとおりです。

ラウンド1はバイク屋さんが多いので、自信があればラウンド3がお奨めです。

ほとんどの確率で誰もいません。酷いときは試験官までいなかったことがありました。

ラウンド1 ラウンド2 ラウンド3 ラウンド4
受付時間 8:45~10:15 10:15~11:45 13:00~14:15 14:15~15:45
検査時間 9:00~10:15 10:30~12:00 13:00~14:15 14:30~16:00

※ちなみに、試験場は お役所仕事 と心得よ!人によっては厳しい人もいます。

運輸支局に行く前に準備するもの

  1. 車検書
  2. 納税証明書(無ければ区役所へ)
  3. 古い自賠責保険証明書
  4. 新しい自賠責保険証明書(15,000円/24ヶ月)程度
     ※ちょくちょく改定されます。
  5. 印鑑
  6. お金(25,000円程度※自賠責込)お釣りが来ます♪
  7. 予約番号 ※忘れずに!
  8. 鉛筆とボールペン(試験場にあるけれど数が少ない)
      ※用紙によって鉛筆だったりボールペンだったりしますので両方必要です。
  9. バインダー

※書類がバラバラになるし、試験の時に邪魔なのでバインダがあると便利です。
それを後ろにネット等でとめておくととても便利です。バイク屋さんたちはそうしています。

 

運輸支局で購入するもの

※書類は車検受付の建物ではなく隣に自動車希望番号予約センターという

書類を販売している建物があります。

価格については、ちょくちょく改定されるので多めに持っていきましょう。

  1. 窓口①で二輪ユーザー車検用書類を一式 (50円)
  2. 窓口②で自賠責保険証を購入する。(15,000円程度)
  3. 窓口③で下記のものを購入する。
    ・重量税 (4,500円程度)
    ・自動車検査登録印紙(400円)
    ・自動車審査印紙(1,300円)

 ※購入した時点で、貼る用紙を教えて貰い貼ると間違いありません。

 

 

これらを購入必したらいざ受け付けのある棟へ

    【受付棟での流れ】

1.まず書類の記入(詳細は事項)
入り口を入って左側の机Aに記入例がある。
ちなみに、名義変更等なら右側の机Bがよい。

2.机にあるクリップで下記のものを揃えて
    ①の5.ユーザ車検受付窓口  に提出する。
    黄色い箱です。

※ここで予約番号が必要になります。
1.車検証
2.納税証明書
3.古い自賠責保険証明書
4.新しい自賠責保険証明書
5.定期点検記録簿
6.自動車重量税納付書
7.継続検査申請書
8.自動車検査票

3.チェックしてすぐに返してくれます。

4.チェックが終わったら、いざ試験場へ

【予告】
すべて終わったら4番窓口の②に提出して、
③で新しい車検証がもらえます。

書類の書き方

1.定期点検記録簿

①登録番号を書く
②すべてのチェック項目に「レ」をつける
③検査者の住所と名前を書く
④車検日と点検日(今日の日付)と走行距離を書く

2.自動車重量税納付書

①登録番号を書く
②所有者の名前・住所を書く
③2年と自家用に「レ」
④納税額に5,000円と書く
⑤二輪の小型自動車に「レ」
⑥重量税の5,000円の印紙を貼る。

3.継続検査申請書

※鉛筆で書いてください。
①登録番号を書く
②車台番号の下7桁(私の場合6桁)を書く
③走行距離を書く
※氏名と住所はボールペンで書く
④申請者の名前と住所を書く
⑤印鑑を押してください。
※受験者に 同上 と記入するように注意されました。

4.自動車検査票

①登録番号を書く
②車台番号を書く
③走行距離を書く
④手数料の印紙を貼る
・自動車検査登録印紙(400円)を左に貼る

・自動車審査印紙(1,300円)を右に貼る
⑤申請者の住所と名前を書く

ちなみに 青い枠が検査結果です。

いざ車検へ

① 用紙売り場で「二輪の車検用用紙一式ください」と書類を購入。
② 自賠責売り場で「あの~二輪の継続なんですけれど~」と自賠責保険証明証を購入
③ 印紙売り場で「二輪の車検に必要な印紙くださいな~」と重量税(5,000円)と
自動車検査登録印紙(400円)と自動車審査印紙(1,300円)を買う
④ 5番ユーザー車検受付に下記の書類を机にあるクリップでとめて提出
1.車検証
2.納税証明書
3.古い自賠責保険証明書
4.新しい自賠責保険証明書
5.定期点検記録簿
6.自動車重量税納付書
7.継続検査申請書
8.自動車検査票

※間違いがあれば教えてくれるし、聞いたら親切に教えてくれます。
この時、予約番号が必要ですから用意しておきましょう。

⑤ ラインにバイクをまわします。(詳細はラインの流れ参照)
試験場は一方通行になっています。
今まで知らずに一方通行を逆走していました。今回はじめて注意されました。
※ヘルメットとかは横に机や棚があるからそこに置かせてもらいましょう。
勝手に置いて大丈夫です。

⑥ 終了したら受付で、合格の印鑑をもらいましょう。
※これを毎回忘れるんだよな~今回はじめて忘れませんでした。

⑦ 検査が完了したら4番「継続車検申請窓口」に書類を提出

⑧ すぐに名前が呼ばれ「車検のシール」「車検証」と自賠責証などを返してくれます。

シールを貼り替えたら、また2年後ということになります。

ラインの流れ

ライン入り口の看板に「まずは検査官に申し出る」ようなことを記載されていますが

ラインがあいていればそのまま検査を開始してOKです。
1時間おきに検査官の休憩があるようで、1時間おきぐらいにラインの前にパイロンが
置かれ休憩時間となることがあるみたいです。
ラインに入ったら横の電工掲示板に従って、フットスイッチを押したりブレーキをかけたりするだけです。

※慌てずに指示に従うだけです。 試験は前進してニュートラルで行います。

【注意】 スピードメーターは前輪と後輪どちらで測定しているか調べておきましょう。
私のは後輪なので先に前輪の試験をしましたが前輪の場合は先に速度試験があるみたいです。

①操作パネルの選択をします。
GSXのスピード計測は後輪です。
CBやゼファーは前輪だったはずです。※再検査も必要な試験だけを選びます。

※前輪で速度を計測する場合は、速度計検査が先になります。

②フロントブレーキ試験
前進して前輪をローラーの上に乗せ『Nにしてください』と電光掲示板に
表示されますのでニュートラルにします。
準備ができた時点で左足下にあるフットスイッチを踏むとローラーが回りだす
電光掲示板に『ブレーキ試験』の合図が出たらフロントブレーキをかけます。
結果よければ電光掲示板に『○』が表示されます。

終わったら前進してください。

③速度計試験
前進して後輪をローラーの上に乗せます。同じように『Nにしてください』
電光掲示板に表示されますのでニュートラルにします。
フットスイッチを踏むとローラーが回りだすのでメーターが40Kmを示したところで
フットスイッチから足を外す電光掲示板に『○』が表示されます。

まだそのまま待機してください。

④リアブレーキ
続けて『Nにしてください』と電光掲示板に表示されますのでニュートラルにします。
準備ができた時点で左足下にあるフットスイッチを踏むとローラーが回りだす
電光掲示板に『ブレーキ試験』の合図が出たらリアブレーキをかけます。
電光掲示板に『○』が表示されればOKです。

終わったら前進してください。

④光軸
白線まで前進します。準備ができた時点でフットスイッチを踏むと横から
光軸測定器が前面に出てきます。
電光掲示板のライト点灯表示に従ってライトをハイビームで点灯します。
電光掲示板に『○』が表示されればOKです。

※光軸の調整は、ハイビームにしてA4用紙をライトに当てるそのまま平行方向に紙を動かして
まっすぐ当たっているかを確認すればOKと試験官が教えてくれました。

私はいつも、1回目の検査で判断しています。

   【正常な場合】
これが、光軸測定器の正しい時の状態です。
このように、視覚的にわかるので調整は簡単です。
   【上を向いている場合】
ネイキッドタイプの場合は、もし検査員が見ていなかったら
ライトに手を伸ばして押さえつければOKになります。
今回はこれでしたが・・・検査員が見ていたので大人しく
再検査になりました。
   【下を向いている場合】
ネイキッドタイプの場合は、もし検査員が見ていなかったら
今度はライトに手を伸ばしてひっぱればOKになります。
ちなみに、前回はこの手でクリアーしました。

⑤結果印刷
ここまでの結果を印刷させます。
スタンプを押す機械に自動車検査票を差し込みます

⑥排ガス検査
これは、年式によって行われます。
新型車は平成11年10月1日以降、継続生産車は平成12年 9月1日以降の生産車両が該当するそうです。
昔のバイクはありません。必要な場合は試験官が教えてくれますので言われてからやってもOKです。
検査方法は、棒をマフラーに突っ込むだけです。
⑤同様に自動車検査票を差し込むようになっています

※危ないと思う人はマフラーの手前の方で計るといいようです。
またエンジンを暖めておいた方がいいみたい。
ここで引っかかるようだとキャブ系のトラブルの可能性があるので車検継続は厳しいかもね~

⑦目視検査
検査官に声をかけましょう。
検査員がが出てきて金槌で叩かれたり、ハンドル、チェーン、指示器等の検査がされる
足回り、ブレーキ周り、エンジン、マフラー周りのボルトはチェックされるから事前に
締めておきましょう。

【うるさいバイクの場合】
建物の外に車を出し(正確な値とするため)音量ハンディテスタで排気音量を計ることになります。
排気管から60cmのところにハンディテスタを持ってきて(被試験者が持つ)ピークパワーの回転数の
50%の回転数で測定されます。ほぼ4000回転程度で測られます。
アクセルは試験官がアクセルを回します。

※ ここまでにNGがあれば①に戻って、操作パネルで必要な試験だけを選択して
  再検査をしてもらえばいいです。
  ちなみに、平成20年から1回の手数料で3回までしか再検査できなくなっています。
  ウィンカやライトやボルトなど確実にチェックしてから車検を受けましょう。


⑨受付へ
⑧合格の印鑑をもらう。
検査員がいれば教えてくれるのですが、いないときはこれを忘れてしまうことが多いです。
すべて終わったら、横に入り口がありますので合格の印鑑をもらってください。

あとは、受付に戻って 4番窓口に書類を提出すれば すべて完了です。

※2年に1度の車検なので、手順については自分のバイクにあった内容でマニュアル化しておくと便利です。

 


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