サイトアイコン とろ助の玉手箱

MacBook Air vs MacBook Pro13 vs MacBook 14


 MacBookシリーズには、MacBook Air , MacBook Pro13 , MacBook 14 , MacBook 16とが存在するが、MacBook16を買う人は、私とは利用の仕方も違うので今回は対象から外して、持ち歩きをする人で、MacBookを買おうとしている人の参考になればと書いています。

 Macは、どの機種も優秀です。廉価版と位置付けられている機種でも、廉価版という括りで語れないのがMacです。背伸びをするのもいいですが、もう少し冷静に考えてみてもいいと思いのす。
と語っている私が、一番無駄な買い方をしているのですが、それぞれに良いところばかりで、どこまで必要とするかが重要です。
 ほとんどの方が、MacBook Proなんていらない方が多いと思います。しかし、必要のない性能でも、画面の美しさなど、目に見える満足感もあります。MacBook Airでもすごいのに、それ以上が本当にいりますか?でも、14インチ MacBook Proはすごいんです。でも、高いんです。

 そして、究極の選択の行き着く先は、1TB Mac mini + 512GB MacBook Air

1. まずは、見た目から

 まずは、見た目が大事です。Macの良さはデザインや材質です。高級感のある綺麗なデザインは誰もが憧れるものです。もちろん好みはありますので、私の感覚で書かせていただきます。
MacBook Airは、どの色も素晴らしいけれど、私のおすすめはゴールです。
女の子なら絶対だろうと思うけれど、おじさんの私でも欲しいカラーです。
そして、昔からのカラーにこだわる方はシルバーを選ぶ人も少なくないでしょう。
そして、大人のカラースペースグレーと3色が用意されています。
私も、仕事で使わないなら絶対にゴールドを選びたかったのですが、Macらしくシルバーを購入いたしまた。というより、他のカラーは納期が長くて待てなかったというのも理由の一つです。
でも、カラーは人の好みなんで何色でも中身は同じです。

そして、今回買ったMacBook Proのカラーは、13インチも14インチも同じ色で、シルバーとスペースグレーの2色となります。今回は、ちょっと高級品ということで大人ぶってスペースグレーにしてみました。

2. 誰もが一番気になる価格

MacBookは、長い年数 MacOSのサポートもあり買い替え頻度が少ないことから、途中で増設できないメモリーとSSDだけは、それなりに増設して購入することをお勧めします。
増設すると、22,000円ずつ高くなるので、必要なければデフォルト構成でも全然いいと思いますが、さすがに最低512GBはストレージは欲しいものです。

 というわけで、私の必要構成 メモリー16GB , ストレージ1TB で比較したいと思います。

13インチ MacBook Air

 MacBook AirとMacBook Pro13の差額は、27,500円でMacBook Pro13が買えます。これくらいならと思えるならMacBook Pro13も悪くはないとは思います。

 ほとんど、ストレージに残さない人であれば256GBモデルなら、115,280円で買えてしまいます。ちなみに、私は昨年必要に迫られて一番安く115,280円で購入しました。512GBでも142,780円と、性能から見れば十分安くていいと思います。

13インチ MacBook Pro

 MacBook Pro13とMaacBook14の差額は、47,520円とかなり高額になってしまう。ただしその分AirからPro13との比較と比べ物にならないほどの性能が上がっている。
 こちらも、ストレージ256GBで148,280円 512GBで170,280円で購入できるが、正直そんなに動画編集などしないのであれば、その価格でAirを512GB〜1TBにした方が、長く使えると思う。

14インチ MacBook Pro

 14インチになると、ストレージは512GBからとなり、239,800円からとなる。
私は、今回13インチのMacBook Proを購入したことを、今更ながら後悔をしている。
さすがに、価格も上がるが、その分性能が全然違うのだ。動画編集をする人に欠かせない処理能力も素晴らしいが、何よりディスプレイの美しさが半端なくすごいのだ。13インチのMacBook Proを購入するなら、もう少し背伸びをして14インチを買った方が絶対にいい。

3. ディスプレイ

 Macが好きな人のなかには、美しさが心地いい人が多くいます。私もそのうちの一人です。
そもそも、仕事ではWindowsが大半で、Macはプライベートで使っています。
残念ながら、私の仕事はMacでは不自由過ぎて対応できないことも多くMacでは使い物になりません。仕事では、手帳がわりにiPad Pro12.9を使っています。だけれど動画編集やブログを書いたり、いろいろ調べ物をしたりするのはMacを使っています。それは使っていて気持ちいいからです。Windowsパソコンも高性能・高機能・高画質のものを使ってはいますので、Macのスペックをすごいとは思いませんが、やっぱりMacの方が使っていて気持ちいいんです。

 MacBook AirもMacBook Pro13もRetinaディスプレイでほぼ同じで、若干輝度が 400ニトと500ニトと違う程度で、並べるとわかりますが、並べなければそこまで気にならない程度の差なんです。ちなみに、400ニトでも十分綺麗なんですよ。

 その更に上をいく、Liduid Retina XDRディスプレイを持つ14インチMacBook Proの美しさは比べ物にならないほど美しく、他のパソコンは使えなくなるほどの美しさです。私もヨドバシカメラで見た時は、13インチを買ってしまった自分を責めまくりました。

 しかし、自宅で使うのなら、LEDモニターを別に買って使えば、どんなパソコンでも綺麗になるのでしょうが、製品そのもので美しい画像が見られるという魅力は、私を誘惑するには十分な機能です。

13インチ MacBook Air

13インチ MacBook Pro

14インチ MacBook Pro

4. チップ

 現在、まだ仮想マシンやWindows11日本語版がM1チップ に対応していないため、私にとっては、あまり恩恵を受けられないが、今後ARM版Windowsの提供は、大いに可能性があるため、仮想マシンで、複数のOSを立ち上げて動作させるためには、コア数,CPU,GPU性能は欠かせないものとなる。とは言え、MacBookAirでも十分なスペックを持っているため、何も心配することはないし、無理して高スペックのモデルを選ばなくても、大抵の人は何も感じない程度だろう。
大きな動画編集をする人でも、そこそこの性能を発揮できるのが今回のM1チップのすごいところだろうけれど、その恩恵を受けられる人は一握りなのが現状です。

13インチ MacBook Air

 デフォルト256GBモデル と 512GBモデルでGPU性能が若干違うが、そんなに高画質な処理をしなければ気がつくことさえない程度だ。私はネットゲームなどはしないのでわからないが、数字上の差を実感できる人は少ないだろう。というよりMac用のゲームってどれくらいあるのだろう?
上位のMacBook Pro13 のチップと大差がないことから、MacBook Airは決してただの廉価版ではないということがわかるだろう。

13インチ MacBook Pro

 「ディスプレイも、チップも同じであれば、価格の安いAirでいいじゃないか!」というのは私も賛同する。ただ、同じ性能でも、耐熱対策のファンがあるかないかでは、長時間利用した時に差が出てしまうのです。とは言え、普通の人であれば十分なスペックがあるため、少々処理能力が落ちたところでほとんど問題はないのだ。なんなら、数千円で冷却スタンドでも買って対応してもいいのではないだろうか?

14インチ MacBook Pro

 先にも書いたように、仮想マシンとして動かしたり、高機能な処理能力を必要とした画像処理をしたりしない限りあまり恩恵を感じることはないのだが、M1チップ対応のWindowsが出てきた時に、この差は大きく出てくるため、この先長く使うには十分なスペックとなっている。
こちらも、デフォルト512GBモデルと1TBモデルとで微妙に違っている。
M1チップも、M1 Proとグレードアップしているのだ。

5. 電源とバッテリー

 意外と、電源を気にしない人も多いのだが、電源の重さはパソコンの筐体と同じで持ち歩きには重要となってくる。今スマホもタブレットもUSB Type-Cのものが多くなってきています。
AppleもiPad ProやMacBook AirとPD(USB Power Delivery)対応となってきている。

Amazonなどで調べると、たくさんのPD対応の充電器やケーブルが出てきます。
当然容量が大きくなればなるほど、充電器も重たく大きくなっていきます。
しかし、Ankerをはじめ、65Wまでなら全然気にならないほどの軽さとコンパクトさで販売されています。

 正直、Apple純正の充電器なんて持ち歩く人の気が知れません。大きい、重たい、値段は高いといいところはないのが現状です。しかも最近はPD対応のモバイルバッテリーも販売されています。
25W程度なら、5000円以下でかなり安く買えますが、60Wを超えると1万円を超えてしまいます。

 充電は、ワット数が低いものでも充電はできますが時間がかかります。逆にワット数が高いと充電時間が短いというメリットもありますが、時々充電できないモバイルバッテリーもあります。

13インチ MacBook Air

30Wと軽い充電器が使えるのはとてもお手頃です。60W以下の充電器なら今は3000円も出せばAnkerなどのメーカー製も買えます。安いものなら1500円程度で売られているので、純正ケーブルは自宅用に使うといいと思います。

13インチ MacBook Pro

こちらも、Airと同じ理由で、別メーカーの電源を使うことをお薦めします。
まず届いて、60Wの電源でどんだけ重たいんだ?ってくらい重たくしかも馬鹿みたいに大きいです。
私が持っている、100Wの2口の充電アダプターよりはるかに重く、大きいです。
家で使うにしても大きくて邪魔で使っていません。

14インチ MacBook Pro

 まだ、買っていないので試していませんが、多分65Wでも十分充電できると思いますが、以前は100Wの充電器は5000円を超えていましたが、今は数多く100Wの充電器も出てきました。
楽天では、2,680円のものまで出てきて、先日まとめ買いしたほどです。
ただ、気をつけないといけないのは、ケーブルも100W対応のケーブルを使わないといけません。
100Wの充電器となると、ちょっと大きくなり重たくなりますが、Apple純正から見ればはるかにコンパクトで軽いです。

6. 拡張インターフェース

13インチ MacBook Air

 まあ、このコンパクトさで贅沢は言えませんが、USBポートが2つというのはとても不便です。
マルチアダプターを付ければいいのですが、持ち歩くのがめんどくさい。かといってUSB-C-A変換アダプターを2つ付けって使うと、USB-Cポートが近すぎて干渉して片方しか使えないなど、せめて右側にもうひとつあればというのが多くの人の意見だと思います。

13インチ MacBook Pro

 私は、買って届いて開封して驚きました。MacBook Proのホームページでたくさんのインターフェースがあるのを見たりしてMacBook Proを購入したのですが、MacBook Pro13は、MacBook Airとほぼ性能は変わらないと知ってショックを受けました。よく見るとMacBook Proの良いところは、14インチモデル以上の話だったのです。

14インチ MacBook Pro

 私が求めていたのは、こちらの充実した拡張性でした。左右にUSB-Cポートがあるだけでも十分なのに、HDMIポートも標準で付いているので、USB-C マルチアダプターを持ち歩かなくていいのは、すごく嬉しいです。ビデオカメラからの編集もそのままSDXCポートから入れられるのも嬉しいですね?

7. サイズと重量

13インチ MacBook Air

 13インチ MacBook Proとの差は、わずか100gしかし、バッグの中には、他にもいろいろなものが入っていて、100kgのものが10個集まれば1kgとなりかなりの重量になってしまうのです。
 MacBookの最大の弱点は重さで、Windowsパソコンなら13.3インチなら1kg以下は常識な時代です。
LGなんて16インチで1.2kgのWindowsパソコンまで出ている程度です。
富士通も700gを切っています。しかし、Macのこの材質とデザインは素晴らしいと思いますが・・・さすがに、500gの差には驚きます。

13インチ MacBook Pro

 MacBook Airとの差は、100g バッグの中身を見直すか、もう100g軽いバッグに変えることでこの重さは解消されます。しかし、1.4kgとなるとかなり重さを感じます。
 会社や家にパソコンを忘れがちな人にとっては、忘れ物防止となるかもしれませんが、それくらい重たい13インチで、Youtuberなどが、「軽くて持ち歩きに向いているパソコン」と豪語している動画を見ると嘘だろう?と思ってしまいます。

14インチ MacBook Pro

 そして、更に重たいのは14インチ MacBook Proです。さすがに、1.6kgは毎日持ち歩くには重たすぎます。日頃14インチの4Kパソコン、Lenovo X1 Corbonを持ち歩いていますが1.2kgでも重たいと感じています。現在、13インチ MacBook Proを早くも手放して14インチを買おうか検討している段階ですが、間違いなく毎日は持ち歩くことはしないでしょう。時々必要に応じて持っていくことはあるとは思いますが、バッグを持って移動することが少ない時は持っていきますが、普段は自宅で使うこととなると思います。せめて、1.2kg程度なら即買い替えるところですが、私にとっては一番残念な仕様です。

結論

 では、どのMacBookがいいと思う? 私の個人的な意見としては14インチ MacBook Proが一押しです。しかし、パソコンを持っていろいろと移動が多い方には、MacBook Airをお薦めします。
正直、13インチMacBook Proは重たいし、大して性能が変わらないならMacBook Airがいいと思います。しかし、重さも100g程度、価格も30000円程度と思えるのであれば、MacBook Pro13もありだと思います。

どの機種も、「買わない方がいい」なんて評価はできません。予算と使い方によると思います。
ディスプレイにもあまり拘らず、重たい処理もしないのに、無理してMacBook Proを買ったところで筋トレにしかなりませんので、多くの方がMacBook Airで十分なのではないでしょうか?

 まあ、どうしてもMacBook Pro 14でないといけないレベルの人が、この記事を読むはずもありませんしね。この記事でMacBook Airで十分なこととを知ったうえで、私のように美しさに金を用意するか!考えてもいいと思います。

 私は、きっと14インチ MacBook Proを購入すると思いますが、はっきり言って私は馬鹿だと思いますよ。

とくに、Windowsパソコンも使っている方は、MacBook Airで十分です。
自宅で使うなら、低価格なMac miniで更に十分です。
私も、自宅ではMac miniを使っています。現在このブログもMac Miniで書いているくらいです。

私程度の利用では、Mac miniで、32インチの4K ディスプレイが最高です。
持ち歩きをするなら、Airと言ったところで、Proは本格的に使う方が考えるラインナップです。
いろいろはパソコンを手にする私だから、細かなところで悩みますが、大半の人はその差で後悔することは少ないと思います。

 究極の選択として14インチのMacBook Proを買うくらいなら、1TBのMac Miniと512GBのMacBook Airを買った方がより使い勝手がいいかもしれません。外出先で使うのはMacBook Airを使い。家では、Mac miniをメインで使い、MacBook Airをサブディスプレイとして使うこともできますから、もちろんそれぞれで2台を連携して使うこともできます。

1TBのMac miniと512GBのMacBook Airを足して、261,080円と、ほぼ14インチ MacBook Proと同じ価格となります。ぜひ、楽しいMac Lifeをお楽しみください。

ちなみに、iPad ProをMacBookの代わりにできるみたいなYoutubeも多いですが、まったく使い物にはなりません。あれは、Youtube動画編集しかしていない人の意見です。
iPad Proは、iPadでありパソコンの代わりにはなりません。所詮は電子手帳程度です。
iPad ProとMacBookを比較すること自体が間違えています。

Follow me!