西山~犬鳴山縦走の面白さは、遭難するくらい道がわかりにくいところです。
とはいっても、600m程度の山なので、死ぬようなことはないので安心してください。
降り口もあちらこちらにありますが・・・整備されていないので困難なルートもたくさんあります。
また、高圧電線がたくさんあり工事用の林道に騙されまくります。
今日は、本来予定していた仕事が飛んでしまったので
会社を休んで、娘たちと遊ぶつもりが・・・・・・
娘たちは、保育園で今月誕生日のお友達の誕生会らしく
休めないので一人で、近くの山に登山に行ってきました。
ここは、今までに6回登り1度も迷わなかったことがなかったくらい
難しい山です。
子供や初心者では無理です。このコースはになれた人がいないと
道に迷ったり大変です。
そして、トゲトゲの木が多く、道も整備されていないので
長袖や帽子など怪我予防は必須です。
特に、脇田温泉側~西山間は沢山の旧道や廃道や林道など
迷う要素が多い。
ここは、迷うと1時間くらいロスするため余裕持って登ることが大事です。
600m程度の山と思っていたら大間違い。
駐車場は、ダム入口と奥の方に親水公園というところにあります。
手軽に登るならダム奥の親水公園から登ったほうがいいでしょう。
今回は、縦走コースを紹介します。
まずは、初めから登山口がわからないのが、この山のむずかしさを示します。
今日は、脇田側から登ります。
というのが、7回目の私ですらここに降りてくるのは至難の業です。
その理由はすぐにわかります。
まずは、ダムを渡ります。正面の崖が登山口です。
えっ?通れるの?と思ったらこの先はこんなものではありません。
ここを登ると、少し広い場所に出ます。
ここで・・・・またわからなくなると思いますが・・・
右端から坂を上ります。とにかく強引にでも登ります。
すぐに、誰かがつけたリボンがあります。
正直、このリボンが曲者で・・・・・
この山は、迷いやすいからか・・・みんな好き勝手にリボンをつけているので
間違いだらけなんです。
まず、入口の坂を登ったら、左側沿いを意識しながら
5分くらい進みます。
このあたりに、登山道なんてありません。ひたすら上をめざし
まっすぐ進みます。
すると、たくさん切り倒された杉だらけの坂が出てきます。
まっすぐ登っていきます。
15分くらい登り続けると、緑の葉っぱが生えた木が
増えてきます。
ここからは、トゲトゲの木が多くなりますので気を付けてください。
また、ここのあたりはシカもイノシシも100%出会う山なので
獣たちにも注意が必要です。
しばらく歩くと、尾根にぶつかります。
ここからは、少し安心できます。
そして、このあたりのリボンはあてになりますが・・・・
右側に別ルートで降りるコースのリボンもあるので
とにかく上を目指すことを意識してください。
20分くらい歩くと、林道に出てきます。
この林道は、高圧電線の工事などで使われているようです。
ここで、絶対に覚えていてほしいのは
西山方面の左に行ってはだめ!!!!
反対側の右に進んでください。
急がば回れ!これだけは覚えておいてください。
1回目はここで間違えて大変な道に迷いこみました。
写真を見てもわかるように、逆回りでこの道を見つけることも
このコースを通って、登り口に出ることは私も自信がありません。
さっきの、リボン以外にもたくさんのリボンがある。
脇田温泉側からも来れるみたいです。
たぶん、うどん屋さんのところじゃないかな?
とにかく、林道を歩きます。
右側にリボンがあり山の中へ誘導しますが
旧登山道だったり、必ず林道に戻ってくるので
慣れるまでは林道をおススメします。
少し歩くと、広い場所に出てきます。
次に分かれ道が出てきますが、左が正解です。
迷ったら、くるりと周りを見渡すと、いい加減な看板を
誰かが設置していたりします。
この先、こんな看板がたくさんありますが
距離感や道がかなり適当です。
行き止まりって・・・さっき来た道なんだけどね。
信じるといたい目に合うところも多々あります。
先ほどの三つ角を登るとまた三つ角が出てきます。
この先、この九電の標識は完全無視してください。
これは、登山者とは全く関係ないので、迷ってしまいます。
これは、高圧電線の場所を示しているだけです。
この三つ角を右に行ってもいいのですが、
まっすぐ山の中に入ると脇田岳に行けます。
必ず、林道に戻ってください。
途中、御別館跡へ降りる道もあるのであまり山に入らない方がいいと思います。
ここで、何度も迷いました。
そして、一番わからないのが・・・・・
林道の終点についたら・・・・・
道は、右に伸びているようですが・・・・
このネットの左側沿いを歩いてください。
ここの道も、トゲトゲの木がたくさんあるので
とても危ないです。
ちなみに、逆回りのとき 右に行っちゃうと
廃道で出られなくはないけれど・・・・メチャメチャ気合がいります。
最後は、強引に抜け沢を降りて最後は2mほどの砂防ダムを飛び下りる
強さがあれば大丈夫ですが・・・・・
ここも、以前に間違えたところです。
この山には、山道と呼べる道がないのが特徴です。
何より、この高圧電線たちが厄介
なぜ・・・・こんなに道がわからないのかというと
西山とは、防衛省用地で自衛隊が訓練で使っている時もあるんです。
そのため、宮若市も登山を推奨できないのでは?
だから、いい加減な誰が取り付けたかわからない看板しか
ないのだと思われる。
山頂には、戦車でも駐車できそうな車庫があります。
こんなものがあるので、登山者も少ない。
だけれど、景色はメチャメチャいんだけれどね~
西山とは別名 鮎坂山というらしい。
景色はいいでしょ?
今日は、リゾットにしました。
ウインナーとご飯を持ってきました♪
よく、聞かれるのが山で料理した後の片づけ
こういう時のために私はキッチンペーパーを持ってきました。
キッチンペーパでふけば、きれいになります。
西山の山頂入口付近を横に行くと、犬鳴山方面です。
こもの峠などの看板がいくつも出てきます。
ここからは、ピークが4~5個ありすべて急斜面で体力を奪っていきます。
とにかく、役に立たない看板がたくさんあります。
ここから、間違えてはいけないのが右側に降りないことです。
清滝に降りると、古賀市方面に出てしまうので
タクシー代もメチャメチャかかります。
歩いていると、高楊山と書いてあるけれど・・・・
普通の山道です。
こちらは、西山~脇田方面とは違い、林道らしきものがあるので
西山からはYAMAPなどで地図を手に入れていれば
なんとかなります。
看板が木の裏にあったり素人が取り付けているので
わかりにくいです。
気を付けて見つけてください。
こつは、右に降りないように右を意識することです。
間違えて、左の林道に降りてしまったら、戻るか・・・・
林道を進むと合流します。
山道から林道に抜けたところは、反対側に山道が続いています。
間違えて林道を歩いた人もここを目指してください。
ただ・・・わかりにくいのでコーナーのたびに
まわりを確認してください。
ここから、10分程度で犬鳴山です。
前来た時は看板があったけれど・・・・
誰か抜いちゃったのかな?
ひどいことをする人もいたものです。
さて、あとは駐車場を目指して下山するだけです。
が・・ここからも大変です。
ほぼ直滑降で降りることになります。
ポイントは藤七谷に間違えていかないように
ダム堤防を目指してください。
そして、杉林が出てきたら左に降りるリボンを見つけてください。
ここがポイントです。
不安な人は、一度、犬鳴山~西山まで行って御別館跡ルートで
一度行ってチャレンジした方がいいかもしれません。
ここを降りると、ネットにぶつかったら50mくらい戻って
右を降りるといいです。
ネットの下(右側)を抜けてください。
そして、ちょっと降りると、ちょろちょろ水が流れる
沢が出てきますのでそこを降りると駐車場です。
犬鳴山から登りたいときは、こっちから登ります。
駐車場から、ちょっと先の1つめのカーブのところです。