今まで、Windows PCを使っていた私には、iPadをサブディスプレイとして使う発想がなく、Macを使い出して、Sidecar機能を使ってサブディスプレイ化できることを知り、めちゃめちゃ作業効率が上がった。そこで、Windowsでもできないかと調べてみたら意図も簡単に実現できることを知りました。
長期出張の際は、いつもiPad ProとWindows PCと15インチのモバイルディスプレイを持ち歩いていました。MacBook Proで仕事ができればいいのですが、残念ながら仕事はWindowsでないとできないため仕方ありませんでした。
Sidecar を使うには、macOS Catalina 以降を対応モデルの Mac に搭載し、iPadOS 13 以降を対応モデルの iPad に搭載する必要があります。
調べてみるといろいろありましたが、私は『Spacedesk』というアプリを採用しました。
有線でもできるとあったので採用したのですが、結果有線で接続すると、ポート数の問題やネットワーク接続の問題もあることから、有線で使用することはないと判断はしましたがいろいろ考えましたが、私は有線でデュアルディスプレイで使うことはないと考えています。
しかも、androidなどでも使えるので古いタブレットを持っている方にも有効なアプリだと思います。
準備
SPACEDESK DRIVER SOFTWARE for Windows PRIMARY PC (server)
これを、Windows 10 もしくは Windows 11にインストールします。
ServerとClientと違うので気をつけてください。
Microsoftストアからは、Clientがインストールされますので、サイトからダウンロードしてください。
SPACEDESK VIEWER SOFTWARE FOR SECONDARY MACHINE (CLIENT)
これを、iPad、android、Mac、Windows、Fire HDなどにインストールしサブディスプレイ化できてしまうのです。
アプリケーションのダウンロードはhttps://www.spacedesk.netから行なってください。
ダウンロードは、下の方にスクロールすると、以下のような選択アイコンが表示されます。
まずは、Windows側にServer用アプリをインストールしましょう。
インストールは、深く考えず次々としていけば完了します。
次に、iPadやサブディスプレイとするデバイスにClient用アプリをインストールします。
こちらも、深く考えずに次々とインストールを進めれば大丈夫です。
spacedeskを使うためには、Server側もClient側も同じネットワークにいることが必要となります。そのためWiFi環境が必要となります。
有線接続もできるようですが、あまり需要はないと思いますのでどうしても必要な方は頑張ってみてください。
Windows側 (Server)
メインとして使う、キーボードやマウスが接続されている方です。
こちらの、Spacedeskを起動すると、そのデバイスのIPアドレスが表示されています。
いろいろ設定項目はあるようですが、私はそのまま使っています。
何か不都合があった場合に調べればいいと思います。
iPad側 (client)
次に、サブディスプレイとして使うデバイスの方では、Spacedesk Viewerというアプリを起動すると、同じネットワークに存在するServerのIPアドレスが表示されますので、そこをクイックするだけで設定できてしまいます。
Client側では、デバイスの解像度を設定できます。
私は、iPad Pro 12.9を使っていますので、最大の 2732× 2048 に設定しています。
ここは、デバイスの解像度と物理的な画面の大きさと相談して設定すればいいと思います。
使い方
接続してしまえば、あとは通常のサブディスプレイをつけた時と同じように、画面の設定で自由に設定ができます。ミラーとして使うもよし、拡張としてして使ってもいいです。
ちなみに、スマホなどにも入れておいて3画面運用なんかもできますし、メールや付箋紙などはスマホに表示しておくのも便利な使い方だと思います。
手当たり次第、ディスプレイを増やすことができるのも最高です。
めちゃめちゃ便利なんのが、iPadでApple pencilが使えることや、タッチパネルとして使えるので調べ物をする時にスクロールが簡単で重宝しています。
実際使ってみて
実際、出張先で使ってみました。
残念ながら、動きがカタついて両方の画面でデータを修正したりするにはストレスを感じました。
メールや取扱説明書などを読むのにはよかったのですが、