先日、マタニティマークのことを調べるため、厚生労働省のホームページを見たのだけれど・・・
「自殺予防対策」というサイトがあったので見てみました。
私には、自殺して亡くなった兄がいたので興味がわいたのですが・・・・
ぜひ、一度読んでみてください。

さて・・・どれくらいの人が読むのでしょう。
もう少し、考えて作ればいいのに・・・・
まず、ガイドラインだからこんなものだということはわかります。
しかし、自殺を考えたり、自殺しそうな家族がネットで検索して厚生労働省のホームページを見たら
どうでしょう。

子供たちなら、文部科学省のサイトにもありました。
こちらはさすが・・・・と言いたいところですが・・・・
厚生労働省に比べればまだいいですが・・・・
両方に言えることは、自分たちがこの日本のために「自殺を止めよう」という動きではなく
「みなさん 自殺をとめましょうね~」という先生たちなどを対象としていること
厚生労働省のホームページでは、地方自治体の対策リストが掲示されています。
ほとんどが、リンク切れ・・・・
結局、作ったときのままなのでしょう。
そもそも、ファイルを分割してダウンロードなんて考えている時点で
いつの時代に作ったんだ?????っと想像してしまいます。
そんな、特別ではない。
一人救えれば、この日本はよくなっていきます。
もっと、簡単なものでいいから、自殺を考えている人に
ひとつの手を差し伸べてあげられればどんなに救われることでしょう。
厚生労働省よ、「私たちを信じなさい、少し休んでも私たちがなんとかするよ」と言ってみてよ
文部科学省よ、「少し休みなさい、休んだら相談しなさい学問は何歳からでも始められるよ」と言ってあげてよ。
「今の学校が嫌なら 相談ください」というだけで何人の自殺を食い止められるか・・・・
ごちゃごちゃ書くより、明確な一言がどれだけ大きな力を発揮するのか・・・・

兄を救ってあげられず、今ならなんとかできたのではないかと
後悔したりもする。
だから、自殺なんてこの世からなくなって欲しい。
たとえ、税金が上がろうと私たちにとって命が何より大切だと思うし
原爆体験国として、命を一番に考える国であってほしいと思う。
その先頭に立つ、国の機関がと思うとがっかりだ。
私は、ネットで「死にたい」「自殺したい」と書いている人達は
まだ大丈夫だと思うけれど、本当に自殺する人は静かに逝ってしまう。
だからこそ、ネットを見たりしている間にたくさんのメッセージを刻んで
あげることが大事ではないかと思います。
私も、大変だったけれど兄には生きていてほしかった・・・・17年経ってもまだ思います。