脂肪肝と言われて数年・・・・一時期(2015年)ダイエットで数値は随分よくなりました。
しかし、すぐにリバウンドしてしまい、昨年、食べ物とお酒に気を付けるように指導されてしまった。
にも関わらず・・・私は、気にせず食べて飲んだ結果・・・・
ついに先生から、「肝臓が破壊されています」と言われる結果が出てしまった。
基準値 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | |
総ビリルビン | 0.3-1.2 | 1.3 | 1.5 | 1.5 | 1.5 |
ALP | 104-338 | 287 | 249 | 220 | 259 |
LDH | 120-245 | 291 | 193 | 150 | 201 |
GOT(AST) | 0-30 | 138 | 54 | 16 | 37 |
GPT(ALT) | 0-30 | 157 | 88 | 17 | 58 |
コリンエステラーゼ | 245-495 | 491 | 478 | 378 | 418 |
γGTP | 0-50 | 243 | 227 | 54 | 102 |
血清アミラーゼ | 39-134 | 33 | 34 | 33 | 43 |
TTT | 0.5-6.5 | 2.0 | 1.8 | 2.4 | 1.6 |
ZTT | 2.3-12.0 | 5.7 | 4.4 | 4.7 | 5.1 |
LAP(ロイシンアミノペプチダーゼ) | 30-78 | 95 | 84 | 57 |
もともと、酒飲みの私は γGTPは300は当たり前だったのですが・・・・
ダイエット時(2015年)に、お酒は飲み続け食事制限だけで落ちたところを見ると食べすぎが原因なことがよくわかる。
そして、ついに肝機能の項目ほとんどで異常な数値を表すようになってしまいました。
肝細胞が壊されると血液中にもれ出ますASTとALTの数値が・・・・異常値をたたき出してしまったのです。
そもそも肝臓とは
肝臓(かんぞう)は、多くの細胞からなる体内最大の臓器です。
肝臓には、主に3つの機能(1.代謝、2.解毒作用、3.胆汁の生成・分泌)があります。
肝臓は沈黙の臓器といわれています。
それは、肝臓は再生能力・代償能力に優れ、ダメージを受けても残った正常細胞が余分に働き、機能を維持するからです。
肝臓は痛みなどの症状を出すことがあまりないので、そのため肝臓に異常があっても気付かず、異常に気付いたときには病気がかなり進んでいることがあります。
私たちが生きていくために不可欠な臓器で、絶えず働いています。
肝機能の数値が表すもの
AST(GOT)ALT(GPT)
肝細胞に多く含まれる酵素のひとつで、肝細胞が壊されると血液中にもれ出ます。
これらの数値に異常があるということは、肝臓に何らかの障害が発生していることを意味します。
疑われる病気
急性・慢性肝炎・アルコール性肝炎・脂肪肝・肝硬変・心筋梗塞
γ-GTP
肝細胞、胆管(肝臓から十二指腸まで胆汁が通る管)細胞にある酵素で、胆汁にも含まれています。
お酒の飲み過ぎ、薬、肥満ではγ-GTPがたくさんつくられ、血液中にもれ出し、数値が上がります。
疑われる病気
アルコール性肝障害・薬剤性肝障害・胆道炎・総胆管結石
ALP
肝臓・胆管に多く含まれる酵素です。
肝臓になんらかの障害がおこり胆汁の流れが悪くなったときや、胆石(胆汁の成分が胆のうや胆管の中で固まったもの)や胆のう炎などで胆汁の排出が妨げられると、胆汁にふくまれるALPが血液中にもれ出し、数値が上がります。また、ALPは骨でも作られており、成長期の子供や骨の病気などでも数値が上がります。
疑われる病気
急性・慢性肝炎・総胆管結石・胆管炎・骨肉腫・甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
LDH
肝臓などさまざまな場所でつくられる酵素で、糖質をエネルギーに変える働きをしています。
何らかの異常で肝細胞が破壊されると血液中にもれ出します。
しかし、肝臓病、心臓病、血液の病気やいろいろな臓器の障害で上昇するため、この数値に高かったとしても以上のある臓器の特定はできません。
異常値が出た場合には、もう一度LDHの検査をし、他の検査と組み合わせるなどして原因の特定にはたらきかけます。
疑われる病気
急性・慢性肝炎・肝硬変・心筋梗塞
総ビリルビン
赤血球のヘモグロビンが寿命を終えると、変化して黄色くなり、ビリルビンとなります。
ビリルビンは血液で肝臓に運ばれ、胆汁中に排出されます。
肝障害で胆汁の流れが悪くなったときや、胆管がんや胆石、胆のう炎などで胆汁の排出が妨げられると、ビリルビンが血液中にもれ出し、数値が上がります。
この場合、皮膚や白目が黄色くなる、黄疸という症状が現れます。
疑われる病気
急性・慢性肝炎・肝硬変・胆石症・黄疸
コリンエステラーゼ
肝細胞で作られる酵素です。
肝臓の働きが悪いと産生量が低下し、数値が下がります。
栄養過多による脂肪肝などでは多く産生され、数値が上がります。
疑われる病気
低値:肝硬変
高値:脂肪肝
では、数値をどう戻していくか・・・
もちろん、私くらいになれば病院に行くのが当たり前でしょう。
しかし、私は2015年にダイエットで数値を正常化に戻した実績があるので今回も自力で回復を目指します。
ひとつは、サプリメント肝臓と言えばシジミ・・・シジミと言えば宍道湖ということで私はこれを飲んでいます。
効果については、また数か月後に調べたいと思います。
そして、低糖質ダイエットです。
この結果、数値に変動がなかった場合は病院へ行こう思っています。
もう・・・手遅れだったりして・・・・