M1 MacでWindows11を使う。もうWindows PCはいらない?


正直、この手の情報は半年前くらいら、Parallels Desktop 16から情報は飛び交っていましたが・・・まともに使えるようになったのはParallels Desktop 17になって最近です。
今までの情報は、ただ「Windows11が動いた」というだけの話でした。ほとんどがWindowsを使っていない人たちの記事で、日本語もろくに打てず、動作しないアプリも多かった。私も5台あるMacで14日無料体験版でためしていましたが・・・・
ついに、2022.3のWindows11 arm版のパージョンアップでさまざまな問題が解消されました。

とくに、数少ない、かな入力派にとっては全然ダメでした。

私にとっては、会社のDaaS環境につなぐにあたって、自宅用ネットワークを使いつつ、会社のVPN接続をして利用するために、仮想マシーン環境が絶対不可欠でした。

しかも、Windows PCを持ち歩いて起動するより、仮想マシンでWindowsを起動した方がバカみたいに早い。一瞬で起動するという感じだ。

最初は、会社にアクセスする Cisco Anyconnectがインストールできない。
仮想デスクトップのVMware Horizon Clientがボロボロで使いにくい。
日本語入力がうまくいかない。特にローマ字入力なんてなかった頃からパソコンを使っている私は、未だに、かな入力で当然ボロボロの状態でした。まあ、ローマ字入力もできないことはないので日本語さえうまくいけば良かったのですが・・・

ちなみに、Cisco Anyconnectは、Microstor storeからダウンロードできます。
困ったのが、VMware Horizon Client 私は、数ヶ月前にたまたま中国のサイトで見つけたものを残していたので良かったのですが、ファイルを添付していいものか責任は負えないので、ファイル名だけ残しておきます。

私も何処かないかな?と探してはみましたが・・・・・
まず、日本のサイトでは見つからないと思います。
VMware-Horizon-Client-2111-8.4.0-18968194.exe
VMware-Horizon-Client-2111-8.4.0-18968194.zip
などで見つければ大丈夫です。

VMware-Horizon-Client-2111-8.4.0-18968194.zipさえ手に入れれば、問題なくDaaS環境でも利用が可能です。

動作は、MacとWindowsを共有するか、分離するかで利用方法が変わります。

MacとWindowsを共有して使うと、MacやWindowsと区別することなく利用することが可能です。
ただ、MacのデスクトップとWindowsのデスクトップが混ざってしまい混乱する人も多くはないと思います。そういう方は分離してあげておけばいいです。

ちなみに、私は共有したWindows11分離したWindows 11の2つのWindowsをインストールしています。

私にとって、Macを使ったときの最大の問題点は、仕事ではMicrosoft Officeを使っているため、MacとWindowsではデフォルトフォントの関係で、細かな図面や資料を崩してしまうことでした。
そのため、他の人に迷惑をかけるため仕事関係のExcelやWordやPowerPoint等は、Macでは開かないように気をつけていました。

しかし、Paralliels Desktop上でWindows11をインストールし、Windows11にMicrosoft OfficeをインストールしMac版のMicrosoft Officeを削除してしまえば、Microsoft OfficeはWindows版で開かれるようになるため、いちいち切り替えて使うようなことをしなくても勝手にWindowsで動作するのです。

※本機能は、MacとWindowsの共有を有効にしておく必要がございます。

逆に、Windows版にMicrosoft OfficeをインストールしてもMac版を残していると毎回、どっちのOS版のOfficeで開かれているのか気をつけないといけないことになります。というわけで必要なければMac版のOfficeを削除した方がトラブルが少ないです。

MacとWindowsのデータの受け渡しは、私はOneDriveとGoogle Driveを使っています。
OneDriveの方が使いやすいと思います。
しかも、Microsoft 365を契約してれば1TBのクラウドストレージが利用できるため、とても画期的です。iCloudは正直使いにくくて仕方がない。
写真やiPad等のメモと連携するときくらいしか使っていません。


Parallels Desktop を利用してWindowsを動かすためには、16GB以上のメモリーが必要と考えられて間違いございません。8GBでも動かないことはないけれど、MacとWindowsを同時に使うには16GBは必要とお考えください。Windows11を複数立ち上げたりするのであれば、32GBに拡張しておいた方が間違いがございません。

しかし、メモリー増設分で低価格なWindowsパソコンが買えてしまうので、そこは利用目的など考えて導入を検討した方がいいです。

私のように、出張が多く大半をWindowsで仕事をする必要があるが、Macも使いたいという方はMac一台で両方が使えるので便利です。


「かな入力」の方へ
そうそういないと思いますが、私のようにローマ字入力なんてない時代から使っている人の中には、未だかな入力をする人も多いと思います。
一番困るのが、キー操作が違うことです。特にIME ON/OFFの切り替えで悩んでいる方も多いと思います。
Google日本語をインストールして、キー操作を指定する方法もありますが、一番簡単なのはIMEの設定で、キー操作をIMEからATOKに変更することで、英数とかなで変更できるので一番簡単だと思います。

初めてMacを購入する新大学生や新社会人へ
プライベートでMacを使う方はいいですが、大学でもBYOD化が進んでいます。
Macでの利用サポートを断っている大学もあります。
社会人では、テレワークなど自宅で仕事をすることも多いのです。
私は、別にMac信者を軽蔑するつもりもないが、新入社員や学生さんに多いのが、「MacはWindowsより優秀」と思い込んでMacを購入して失敗する人を多く見ます。
世の中の90%はWindowsです。まずWindowsを買って失敗することはありません。
MacとWindowsを比較すること自体がナンセンスです。パソコンという括りでは同じでも別物です。
Macでは、社会に出ると対応できないことも多いことを理解して購入ください。
周辺機器にしても、マニュアルはWindowsは詳しく書いていますが、Macに関しては簡単に触れているだけということも多々あります。
なんとかなることもあるけれど、そこまでしてMacを使う意味があるかをよく理解して購入してください。
何に使うかで、大きくMacがいいか、Windowsがいいか別れます。

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