読書は人を育てる ~

 

活字離れが進み本が売れなくなってきたことは、今始まったばかりではないけれど

私の子供のころは、テレビが全盛期のころでした。

子供たちは、テレビに夢中になりました。

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映りの悪いブラウン管のテレビを どんどん叩いて いた時代です。

それから、10年がたってファミコンなどのゲームが出てきました。

やはり、テレビゲームの存在は大きかったのでしょう。

私も夢中になりました。

そして、インターネット時代は、あのテレビでさえも離れていく魅力です。

私は、以前にApple社の営業部長と話をしたことがあります。

アップルは、今後どんな利用を考えているのか・・・

とビジネスな会話の中で・・・

「○○さんは、テレビとパソコン人生で見ていたのはどちらが長いですか?

  私たちは、テレビを見ている時間の方が今までのトータルでは多いのです

 今の子供たちは、それが逆転してテレビの一方的な情報でなく

 自分たちで選んでいるのです。

 利用方法は私たちでは考えられません。私たちは良いものを作るだけです。

 利用方法はユーザーが決めることです」

という会話に・・・・

「面白くないこと言いやがる・・・こっちは、そんなこと聞きたいんじゃない」

とそのときは思っていたのですが

確かに、テレビと情報端末の時間は納得できた。

まあ、それだけ情報端末というものは魅力的なものなのだろう。

しかし、私は過去を振り返っても、インターネットはとても便利な反面・・・

情報の信頼性に乏しいと感じています。

インターネットの情報は嘘が含まれている

私も職業柄インターネットについては深く関わった仕事をしているので

インターネットのすばらしさは、誰よりも説明ができる自信はあります。

が・・・あえて今回のテーマに合わせた視線で物事を考えてみたいと思います。

私は、結構自己啓発本マニアというか・・・コミュニケーション能力や心理学の本を読みます。

当然、インターネットでも調べたりするのですが・・・

客寄せの記事であったり、個人の勝手な思いれで書かれた内容が多いということだ。

旅館の口コミを読んで期待して行ったら・・・なんだここ・・・

なんてことありませんか?

ホームページのデザインに騙されて物を買ったことないですか?

結局、書き手のレベル次第で真実が変わってしまうことは多々あります。

本の良さ

本は、出版社が責任をもって出版されていますので比較的正しい情報が載っています。

そりゃ~芸能週刊誌や旅行雑誌など広告優先の雑誌などもありますが

それでも、インターネットよりは情報に信頼性もあります。

何より、作者の伝えようとすることを、精一杯の様々な言葉で表現しようとしている姿勢は

読者を別世界に引き込んでくれます。

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その言葉ひとつひとつが、人生の糧になります。

表現力は、自分の武器ともなります。

私も、成人してから読むようになって気がつきましたが・・・・

本なら、啓発本でも推理小説でもいいい・・・その本の中には沢山の気持ちが入っています。

その気持ちは、読んだ本の数だけ自分のものになっていくのを感じました。

子供に本を読ませる方法

さて・・・ここが問題と思いきや・・・

意外と簡単なんです。

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それは、親が笑いながら本を読むことです。

さすがに、漫画はどうかと思いますが・・・・

簡単な本でもいいし、啓発本でも、ビジネス書でも

「おう~なるほど~」

「そっか・・・そういうことか・・・」

と面白そうに読んでいると、子供たちは・・・

「なになになに・・・」と興味を示します。

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私は、古本屋に連れて行って、自分の好きな本を買わせています。

本を好きになると、本好きの友達ができます。

「お前・・・あの本読んだ・・・」

友達同士でも本をすすめあっています。

ゲームはほどほどに、読書の時間を大切にしてみてはいかがでしょう?

読書は心を落ち着ける

最近は、荒れた高校などでは、朝に30分読書の時間を作ったりしているそうです。

この30分の読書で1日が穏やかに過ごせるようになったというデータが

あちらこちらで報告されていると言っていました。

読書をすることで、自分を見直すきっかけになると思います。

当然、誰しもが本を読んでいると自分に置き換えて読んでいると思います。

その行為が、自分の知識と経験となって身に付き、自分の自信となる。

こういった読書の効果が、心に潤いを与えてくれるのだと私は思います。


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